結論から言うと、FXには成行・指値・逆指値があり、IFD・OCO・IFO(IFDOCO)では新規注文と決済条件を組み合わせられます。 注文名だけでなく、指定価格が「約定価格を保証するのか」「発動条件なのか」を確認することが重要です。逆指値は損失上限を検討する手段の一つですが、急変時には指定価格からずれる場合があります。
⚠️ FXは元本割れの可能性がある高リスクの取引です。逆指値やロスカットは、予定した価格・損失額での決済を保証しません。
情報確認日:2026年8月9日。注文名称、発動条件、注文期限、スリッページ設定、同時発注できる組み合わせはFX会社・ツールで異なるため、利用先の操作ガイドを確認してください。
基本の3つの注文
| 注文 | 内容 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 成行(なりゆき) | 価格を指定せず、その時点で提示される条件で発注 | 約定を優先する場面。ただし価格・成立は保証されない |
| 指値(さしね) | 現在より有利な指定価格(またはそれより有利な価格)での約定を求める | 価格条件への到達・注文成立は保証されない |
| 逆指値(ぎゃくさしね) | 現在より不利な指定価格への到達を発動条件とする | 実際の約定価格は指定価格と異なる場合がある |
成行注文
価格を指定せず、その時点の提示条件で発注する注文です。急変動時は表示時点と異なる価格で約定したり、注文が成立しなかったりする場合があります。
指値注文
「150円まで下がったら買う」のように、今より有利な価格を指定して待つ注文です。指定価格またはそれより有利な価格で約定する場合がありますが、価格条件への到達や注文成立は保証されません。
逆指値注文
「149円まで下がったら売る(決済)」のように、今より不利な価格を発動条件として指定する注文です。損切りにも使われますが、その価格での約定を保証せず、相場急変時は想定損失を超えることがあります(損切りと資金管理)。
組み合わせ注文(自動化)
エントリーと決済をセットにすると、画面をずっと見られなくても管理できます。
| 注文 | 内容 |
|---|---|
| IFD | 新規注文+その約定後の決済注文をセットで予約 |
| OCO | 2つの注文を出し、一方が約定したら他方は自動キャンセル(利確と損切りを同時に置く) |
| IFO(IFDOCO) | 新規注文と、約定後に有効となる2つの決済注文を組み合わせる |
たとえばIFO(IFDOCO)では「150円で買い、152円で利益確定、149円を損切り条件」といった予約ができます。ただし注文入力ミス、期限切れ、相場急変時の約定ずれは残ります。
注文前に確認する項目
- 売買方向・通貨ペア・数量・価格・期限を発注前に照合する
- 許容損失と決済条件を決め、逆指値などで設定できるか確認する
- 成行・指値・逆指値・複合注文の約定条件をデモや操作ガイドで確認する
- 経済指標の発表予定と、利用先が公表するスプレッド・約定条件を確認する(経済指標の記事)
よくある質問(FAQ)
Q. 初心者はどの注文から使えばいい? A. 一律の順序はありません。まず利用先のデモまたは操作ガイドで、成行・指値・逆指値それぞれの発動・約定条件と取消方法を確認してください。
Q. 指値と逆指値の違いは? A. 指値は「今より有利な価格」、逆指値は「今より不利な価格」を指定します。逆指値は主に損切りやトレンド追随に使います。
Q. 損切り注文は必ず必要? A. 逆指値は損失条件を事前設定する手段の一つです。設定しない場合は損失が拡大する可能性があり、設定しても約定価格は保証されません。保有しない選択を含め、許容損失と注文仕様から判断します。
まとめ
成行・指値・逆指値は、価格指定と発動条件が異なります。IFD・OCO・IFOでは新規・利益確定・損切り条件を組み合わせられますが、指定価格での約定や損失上限を保証しません。FX計算ツールで損失額を試算し、利用先の注文仕様と照合してください。
[免責] 本記事は一般的な情報提供を目的とし、特定の取引・通貨ペア・取引手法・サービス・口座開設を推奨・勧誘するものではありません。記事中の計算例およびリンク先ツールの結果は一定の前提に基づく概算で、実際の取引条件・損益や将来の成果を保証しません。FXはレバレッジにより損失が拡大し、元本割れや、相場急変時には逆指値・ロスカットが予定どおり機能せず、預けた証拠金を上回る損失が生じる場合があります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。